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古都で働く、プリングルズ大好き似非システム管理者が、お仕事関係の備忘録を書いたり、日々のあれこれを書いたり。

   
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CentOSでファイルサーバを作る。(2)

ファイルサーバのインストールは、USBメモリからブートさせてGUIで、最小限の構成で行う。必要なのはモニタとキーボード、そしてブート用のUSBメモリだ。当然、GUIを使うので、マウスがあると便利。


ブート可能なUSBメモリを作るのに、色々と試行錯誤してみたが、最終的にFedora LiveUSB Createrを使用するのが手っ取り早くて上手くいった。これはその名の通り、FedoraをUSBメモリにインストールして使うためのソフトだが、ローカルに保存したLiveCDイメージからブートUSBを作成する事もできる。



今回使用したのは、バージョン3.12.0。Fedora LiveUSB Creatorをインストールし起動するとこのようなウィンドウが表示される。

「Use existing Live CD」でローカルに保存したLiveCDイメージを指定するか、Download FedoraでFedoraのLiveCDイメージをネットワークからダウンロードするかを選択できる。「Target Device」で、インストール先となるUSBメモリを選択する。Persistent Storageはデータを保存する領域で、Liveシステムを起動した際にユーザーデータを保存する場所になる。通常は、標準のままで大丈夫だろう。

CentOSのインストールイメージは、CentOSのサイトからも入手できるが、国内のミラーサイトであるftp.riken.jpからダウンロードした。CentOS7のLiveCDイメージは、
http://ftp.riken.jp/Linux/centos/7/isos/x86_64/
からダウンロードできる。今回はネットワークインストールするので、CentOS-7.0-1406-x86_64-NetInstall.isoというイメージを選択した。

Fedora LiveUSB Creatorで、上でダウンロードしたLiveCDイメージを指定してやると、それを元にブートUSBが作成される。これを使ってGX620を起動させると、CentOSをネットワークインストールする事ができる。

後から考えると、CentOS7のLiveCDイメージをUSBメモリに展開し、それで起動させればよかったのかもしれない。しかしLiveCDからの起動だと不要なソフトウェアもインストールされているため(特に、GUI環境が要らない)、今回のようにCUIメインで利用する場合は、きちんとインストールした方がよかっただろう。

ネットワークインストールの細かな手順は、ネット上に豊富に情報があるので、ここでは割愛する。今回の作業では、特に問題もなく短時間のうちにインストールを終える事ができた。
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