古都で働く、プリングルズ大好き似非システム管理者が、お仕事関係の備忘録を書いたり、日々のあれこれを書いたり。
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手持ちのHDDの状態を確認する。
今回、Win7への移行に伴い、社内にあるPCのHDD交換も行った。これらのHDDを今後どうするかはまだ未定だが、まだしばらくはデータを残しておかなければいけない。と同時に、健康状態を確認しておいて、危険そうな物があれば早めに別HDDへバックアップを取っておいた方が良いだろうし、時期をみて使用容量が少ない物は、容量の大きな物へデータを統合していこうと考えている。
そこで、自分が自宅で使用しているHDDも含め、幾つかのHDDの状態を簡単にチェックしてみた。結果を見ながら、今後どのように活用しようかを考えて行く。
使用したのは、HDDの情報を見るために定番のCrystalDiskInfo、そしてベンチマークを取るためにHD TUNE。両方とも、非インストール版を使用した。ちなみに、HD TUNEでもHDDのS.M.A.R.T情報は参照できる。上記のソフトを使用する事でHDDの様々な情報が得られるが、ここにはごく簡単な情報だけを掲載する(というか、全てをメモしていくのは正直面倒なのだ)。
HDD | 稼働時間 | ステータス | 最小転送速度 | 最大転送速度 | 平均転送速度 |
WD20EARS-00MVB0 | 11146 | 注意 | 50.3 | 118.8 | 88.4 |
HDS723020BLA642 | 4879 | 正常 | 79.1 | 151.5 | 126.1 |
HDP725050GLAT360 | 6809 | 正常 | 48.8 | 85.4 | 78 |
WD20EARX-00PASB0 | 6963 | 注意 | 56.6 | 124.4 | 95.3 |
WD30EZRX-00D8PB0(MBR) | n/a | 正常 | 97.5 | 146.8 | 126.4 |
WD30EZRX-00D8PB0(GPT) | 97.5 | 149 | 126.5 | ||
HTS545016B9A300 | 715 | 正常 | 29 | 63.6 | 47.1 |
MHZ2160BJG2 | 13457 | 正常 | 37.5 | 71.2 | 58.3 |
ST9160310AS | 8079 | 正常 | 31.8 | 65.6 | 51.6 |
ST3120815A | 14252 | 正常 | 36.2 | 75.1 | 59 |
WD800JD-19MSA1 | 20917 | 正常 | 32.3 | 58.2 | 49.7 |
WD30EZRXは今回の作業にあたり新たに購入した。MBRで2TBのパーテーションを作った場合と、GPTで3TBのパーテーションを作った場合で比較してみたが、あまり変わりはなかったように思える。ファイルの種類やサイズによっては違いが感じられるのかもしれない。
下段はノート用であったり、デスクトップ用でも比較的古いもので(160GBか80GBモデル)、内蔵キャッシュが8MBだったり16MBだったりするのが遅さにつながっているのだろう。上段の2TBモデルはどれも64MBキャッシュを搭載しているはずだが、HDS723020BLAT642の転送速度が抜き出ている感がある。プラッタ回転数の差なのか、WDが全てGreenシリーズだからなのか。確かに、WD GreenシリーズはDeskstarに比べて発熱がかなり少ない。転送が速くないが発熱も低い、つまりデータ倉庫としては有望という事なのかもしれない。ただ、WD20の2本だけがステータス注意となっていたのは気になるところだが。
次回は、前回機種を絞り込んだHDDケース2つを検証し、どちらを採用するか決めたいと思う。
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