古都で働く、プリングルズ大好き似非システム管理者が、お仕事関係の備忘録を書いたり、日々のあれこれを書いたり。
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CentOSでファイルサーバを作る。(4)
ネットワークに接続できるようになったら、リモートログインして設定をすすめていく。最低限必要なのはsamba、そしてapacheとPHPだ。それに、VPNを使って他のサーバから必要なファイルのコピーも行いたい。
ネットワークの設定が終わり、リモートからログインできるようになったので、さっそくWindows7機からSSHで接続してみる。
この時、従来使い続けてきたPuTTYではなく、新たにRLoginというソフトを試しに使ってみたのだが、トータルでは非常に使いやすかったものの、一部の作業で上手くいかない事があった。その話は別にまとめてあるので、また後ほどアップする予定。
ここまでで、CentOSにSSHで接続が出来るようになった。しかし、まだrootログインが許可されているしパスワード認証だけでログインできてしまう。最終的にはrootログインを禁止し、鍵認証を使うようにする予定だが、ここではまだrootログイン・パスワード認証のまま進めていく。
ちなみに、PuTTYでのSSHを使った接続方法は、ウェブ上に多くの説明がある。Googleなどで検索するとすぐに見つかるだろう。RLoginの使い方は、上記のRLoginサイトに詳しい説明があるので参照してもらいたい。
CentOSにSSH接続したら、まずはパッケージのアップデートを行う。Windowsでの、Windows Updateのようなものだと考えてもらえればよいかもしれない。CentOSにはyumというパッケージ管理システムがあるのでそれを利用するのだが、インストール直後に設定されているyumが利用するパッケージのサーバ(リポジトリと呼ぶ)は、日本から遠いからなのかちょっと遅い。なので、まずは近くにある高速なミラーが使えるようにしておきたい。
# yum install yum-fastestmirror で、インストールが出来るはずだ。インストールできたら、yumが国内のサーバを見に行くようになるので、アップデートがかなり速くなる。
パッケージのアップデートを行うには、 # yum update とすればよい。後はインストールされたパッケージを確認し、リポジトリ上の新たなパッケージを確認してインストールするところまで、ほぼ自動的に行われる。
アップデートが終われば、次に必要なソフトウェアをインストールしていく。これも、yumを利用して簡単にインストールができる。sambaなら # yum install samba 、apacheなら # yum install httpd 、PHPなら # yum install php でインストール出来るはずだ。インストールされたパッケージの確認は、 # yum list installed | grep samba としてやると、インストール済みパッケージのリストからsambaだけをgrepしてくれるので、インストールされていればsambaのパッケージ名が表示される。
また、別のソフトウェアをインストールしたい時は、# yum search パッケージ名 で検索する事もできる。パッケージの正確な名前を知りたい時は検索するとよいだろう。
VPNクライアントとして別ネットワーク上のサーバからファイルの転送なども行いたかったので、pptp・pptpsetupもインストールする(この辺り、メモを残していないので標準のリポジトリでインストールしたのか別の場所からパッケージを持ってきたのかが不明)。pptpsetupを使って、VPN接続の設定を作る。この作業は、CentOS7での説明ではないが、http://aji0.blog.fc2.com/blog-entry-7.html を参考にした。このブログでは、最後にルーティングの設定を行っているが、routeの代わりにipで設定する方法がどうしても理解できなかったので、同様にrouteで設定を行った(この時、network-toolsのインストールが必要になった)。
*追記
ipコマンドを使う場合、
VPNを通して別サーバに接続ができれば、ネットワーク越しにディレクトリをマウントしてデータをコピーしてくる事もできる。今回は、リプレイスする予定の旧サーバがオフィスに、現在設しているCentOSが自宅にあるという状況だったので、VPN接続した後共有ディレクトリをsmbmountしてデータをコピーしようという作戦だった。
しかし随分前から、sambaディレクトリのマウントは mount -t cifs で行うことになっているらしい・・・知らなかった。cifsのマウントにはsmba-clientが必要なので、これも # yum install samba-client でインストールする。インストールした後は、 # mount -t cifs 共有ディレクトリ マウントポイント でマウントできるようになる。
次は、旧サーバで利用してきた共有ファイルのファイル名をPerlスクリプトでUTF8へ変換する予定。
この時、従来使い続けてきたPuTTYではなく、新たにRLoginというソフトを試しに使ってみたのだが、トータルでは非常に使いやすかったものの、一部の作業で上手くいかない事があった。その話は別にまとめてあるので、また後ほどアップする予定。
ここまでで、CentOSにSSHで接続が出来るようになった。しかし、まだrootログインが許可されているしパスワード認証だけでログインできてしまう。最終的にはrootログインを禁止し、鍵認証を使うようにする予定だが、ここではまだrootログイン・パスワード認証のまま進めていく。
ちなみに、PuTTYでのSSHを使った接続方法は、ウェブ上に多くの説明がある。Googleなどで検索するとすぐに見つかるだろう。RLoginの使い方は、上記のRLoginサイトに詳しい説明があるので参照してもらいたい。
CentOSにSSH接続したら、まずはパッケージのアップデートを行う。Windowsでの、Windows Updateのようなものだと考えてもらえればよいかもしれない。CentOSにはyumというパッケージ管理システムがあるのでそれを利用するのだが、インストール直後に設定されているyumが利用するパッケージのサーバ(リポジトリと呼ぶ)は、日本から遠いからなのかちょっと遅い。なので、まずは近くにある高速なミラーが使えるようにしておきたい。
# yum install yum-fastestmirror で、インストールが出来るはずだ。インストールできたら、yumが国内のサーバを見に行くようになるので、アップデートがかなり速くなる。
パッケージのアップデートを行うには、 # yum update とすればよい。後はインストールされたパッケージを確認し、リポジトリ上の新たなパッケージを確認してインストールするところまで、ほぼ自動的に行われる。
アップデートが終われば、次に必要なソフトウェアをインストールしていく。これも、yumを利用して簡単にインストールができる。sambaなら # yum install samba 、apacheなら # yum install httpd 、PHPなら # yum install php でインストール出来るはずだ。インストールされたパッケージの確認は、 # yum list installed | grep samba としてやると、インストール済みパッケージのリストからsambaだけをgrepしてくれるので、インストールされていればsambaのパッケージ名が表示される。
また、別のソフトウェアをインストールしたい時は、# yum search パッケージ名 で検索する事もできる。パッケージの正確な名前を知りたい時は検索するとよいだろう。
VPNクライアントとして別ネットワーク上のサーバからファイルの転送なども行いたかったので、pptp・pptpsetupもインストールする(この辺り、メモを残していないので標準のリポジトリでインストールしたのか別の場所からパッケージを持ってきたのかが不明)。pptpsetupを使って、VPN接続の設定を作る。この作業は、CentOS7での説明ではないが、http://aji0.blog.fc2.com/blog-entry-7.html を参考にした。このブログでは、最後にルーティングの設定を行っているが、routeの代わりにipで設定する方法がどうしても理解できなかったので、同様にrouteで設定を行った(この時、network-toolsのインストールが必要になった)。
*追記
ipコマンドを使う場合、
ip route add {NETWORK} dev ppp0 でいいのだと思う。
VPNを通して別サーバに接続ができれば、ネットワーク越しにディレクトリをマウントしてデータをコピーしてくる事もできる。今回は、リプレイスする予定の旧サーバがオフィスに、現在設しているCentOSが自宅にあるという状況だったので、VPN接続した後共有ディレクトリをsmbmountしてデータをコピーしようという作戦だった。
しかし随分前から、sambaディレクトリのマウントは mount -t cifs で行うことになっているらしい・・・知らなかった。cifsのマウントにはsmba-clientが必要なので、これも # yum install samba-client でインストールする。インストールした後は、 # mount -t cifs 共有ディレクトリ マウントポイント でマウントできるようになる。
次は、旧サーバで利用してきた共有ファイルのファイル名をPerlスクリプトでUTF8へ変換する予定。
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