古都で働く、プリングルズ大好き似非システム管理者が、お仕事関係の備忘録を書いたり、日々のあれこれを書いたり。
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
debian wheezyでradiko。
前回、debian wheezyを使って自宅内ファイル・dlnaサーバを用意したが、せっかくなのでradikoの録音もやってみる事にした。あまりラジオは聴く方ではないけれど、radikoとらじる★らじるが録音できれば、何かの役に立ちそうなので・・・
radikoの録音に関してはたくさんの情報があり、基本的にはそれらにそって設定を進めていけば特に問題はない。今回の場合も、 radiko録音サーバ構築(debian6.0) や RTMPDUMPによるradikoの録音(2014/09/18修正) を参考にして作業した。
radikoの録音に関してはたくさんの情報があり、基本的にはそれらにそって設定を進めていけば特に問題はない。今回の場合も、 radiko録音サーバ構築(debian6.0) や RTMPDUMPによるradikoの録音(2014/09/18修正) を参考にして作業した。
新たにインストールしたパッケージは、rtmpdump、swftools、ffmpegの3つ。全てdebianのパッケージからaptitudeでインストールした。そして、 RTMPDUMPによるradikoの録音(2014/09/18修正) から、録音のためのシェルスクリプトをコピーさせてもらい、 radikorec.sh という名前で /usr/local/share/radiko へ保存(ディレクトリは新たに作った)。シェルスクリプトなので、chmod して実行属性をつけておく。そして、シェルスクリプトへのシンボリックリンクを /usr/local/bin/radikorec として保存しておくと、radikorec 放送局ID 録音分数 で録音する事ができるようになる。
実際にスクリプトを動かしてみると、まず https://radiko.jp/v2/api/auth1_fms が見つかりませんと言われてしまった。色々と調べた結果、wget のコマンドオプションに --tries=5 --timeout=10 を追記する事で解決できた。同様にauth2_fmsでも失敗してしまうので、コマンドオプションも同じように追記し解決した。これについては、radiko.jp録音環境構築(実験) を参考にした。
続いて、上記スクリプトではrtmpdumpの場所が /opt/rtmpdump-2.4/rtmpdump になっているが、aptitudeでインストールしたので /usr/bin/rtmpdump へ変更する。また、ffmpegで録音データをmp3に変換するところは、前回dlnaサーバを準備した時に作った、 /pub/minidlna 以下に保存されるようにした。こうしておけば、録音データをdlnaを通して色んなところで聴けるようになるだろう。
録音したmp3ファイルはdlnaサーバを通して聴く事が出来たが、sambaで共有フォルダ内を見てみるとファイル名が化けてしまっていた。シェルスクリプトの一番最初に date を定義しているが、時間のフォーマットが %H:%M となっているのが原因なので、ここを %H.%M に書き換えておいた。
このスクリプトをcronで自動実行するようにしておけば、radikoで聴きたい番組を自動録音出来るようになるはずだ。
らじる★らじるの方はradikoより簡単なようで、rtmpdumpのみで録音が可能なようだ。らじるらじるをrtmpdumpで録音する を参考にコマンドを走らせてみると、すぐに録音できた(この時、オプションのうち -W にするべきところを -w としていたら、ERRORを出しつつも30秒前後の録音は成功したのでこれでよし、と思ったのだが、それ以上の長さになると録音に失敗してしまい、間違いに気がついた)。これを元に、radikoと同様にシェルスクリプトを書いておけばmp3に変換して保存しておく事もできるだろう。
ffmpegを使ってmp3に変換する際に、 -metadata オプションを使う事でタグをつける事もできるようだ。詳しくは How To: Create/Write ID3 tags using ffmpeg を見るとよいだろう。
PR