古都で働く、プリングルズ大好き似非システム管理者が、お仕事関係の備忘録を書いたり、日々のあれこれを書いたり。
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
fedora22にbaikalをインストールする。(2)
実際の手順を、順を追って書き残していく。ただ、設定終了後にまとめているので、抜けている部分があるかもしれない。それぞれの手順においてググるなどして調べていくとよい。
apache、php、phpのモジュール、MariaDBはさっきも書いたとおりdnfでインストールできる。インストールし、動作するように適切に設定していく。apacheなら/etc/httpd/conf/httpd.conf、phpは/etc/php.ini、MariaDBは/etc/my.cnf.d/に設定ファイルがあるので、必要な設定を行おう。ここで、fedora22は基本的にUTF-8を使っているので、文字コードに関する設定をUTF-8で統一しておく。
apacheに関しては、公開するディレクトリのSELinuxファイルタイプも設定しておく。我が家ではsambaも動かしていて、apacheで公開するファイルも全て共有ディレクトリに置いているので、apacheの公開ディレクトリにはpublic_content_rw_tを設定してある。一応、SELinuxのポリシーのうち httpd_anon_write と httpd_can_connect_db をそれぞれ on にしてあるのだけれど、 httpd_anon_write はoffでもいいような気がする(が試してない)。
systemctl start httpd してapacheが起動する事を確認し、別のPCなどからブラウザで
http://ipアドレス/
にアクセスしてみる(GUIがあるサーバなら、自身のブラウザでhttp://localhost/へアクセスしてみてもよい)。apacheのページが見えればOK。次に公開ディレクトリのトップにinfo.phpというファイルを作って、 <?php phpinfo(); ?> とだけ書いておき、あらためてブラウザから
http://ipアドレス/info.php
を開いてみて、インストールされているphpの情報が見えればphpもOK。
MariaDBの設定もしておく。 systemctl start mariadb-server してMariaDBを起動させたら、 /usr/bin/mysql_secure_installation を実行する。すると対話式で初期設定が出来るので、この中でデータベースのユーザーとしてのrootのパスワードを設定する。この時、最初に聞かれるrootのパスワードは、初期設定の時点では設定されていないので空白でよい事に注意。rootのパスワードを設定したら、あとはYで答えていけば多分大丈夫(英語をちゃんと読もう)。
次に、MariaDBをブラウザから操作できる、phpMyAdminをインストールする。コマンドラインから直接データベースを操作するのであればインストールの必要はないが、多分phpMyAdminを使う方がかなり楽だし分かりやすそう。
まずはphpMyAdmin https://www.phpmyadmin.net/ から必要なファイルをダウンロード。ページを開いた一番上の右側、「DOWNLOAD 4.4.14」(これを書いている時点では4.4.14が最新版)をクリックすると、php-4.4.14-all-language.zip がダウンロードできる。これをfedoraサーバのapache公開ディレクトリ上に移して、解凍する。私はwindows上でダウンロードしsambaを使ってfedoraサーバへコピーして、コンソールにて解凍を行った。解凍して出来たphpmyadmin-4.4.14というディレクトリの中にindex.phpがあるはずなので、ブラウザにて
http://ipアドレス/phpmyadmin-4.4.14/index.php
へアクセスしてみる。phpMyAdminのログイン画面が表示されたらインストールOK。この画面から、先ほど設定したrootとパスワードを使ってログインできるはずだ。
(追記)
コンソールから解凍した後、出来上がったディレクトリをapacheの公開ディレクトリに配置した際にSELinuxのタイプ設定を忘れると、Forbiddenとなるので気をつける。これは、baikalのインストール時も同じ。
次はいよいよ、Baikalのインストールと設定。
apacheに関しては、公開するディレクトリのSELinuxファイルタイプも設定しておく。我が家ではsambaも動かしていて、apacheで公開するファイルも全て共有ディレクトリに置いているので、apacheの公開ディレクトリにはpublic_content_rw_tを設定してある。一応、SELinuxのポリシーのうち httpd_anon_write と httpd_can_connect_db をそれぞれ on にしてあるのだけれど、 httpd_anon_write はoffでもいいような気がする(が試してない)。
systemctl start httpd してapacheが起動する事を確認し、別のPCなどからブラウザで
http://ipアドレス/
にアクセスしてみる(GUIがあるサーバなら、自身のブラウザでhttp://localhost/へアクセスしてみてもよい)。apacheのページが見えればOK。次に公開ディレクトリのトップにinfo.phpというファイルを作って、 <?php phpinfo(); ?> とだけ書いておき、あらためてブラウザから
http://ipアドレス/info.php
を開いてみて、インストールされているphpの情報が見えればphpもOK。
MariaDBの設定もしておく。 systemctl start mariadb-server してMariaDBを起動させたら、 /usr/bin/mysql_secure_installation を実行する。すると対話式で初期設定が出来るので、この中でデータベースのユーザーとしてのrootのパスワードを設定する。この時、最初に聞かれるrootのパスワードは、初期設定の時点では設定されていないので空白でよい事に注意。rootのパスワードを設定したら、あとはYで答えていけば多分大丈夫(英語をちゃんと読もう)。
次に、MariaDBをブラウザから操作できる、phpMyAdminをインストールする。コマンドラインから直接データベースを操作するのであればインストールの必要はないが、多分phpMyAdminを使う方がかなり楽だし分かりやすそう。
まずはphpMyAdmin https://www.phpmyadmin.net/ から必要なファイルをダウンロード。ページを開いた一番上の右側、「DOWNLOAD 4.4.14」(これを書いている時点では4.4.14が最新版)をクリックすると、php-4.4.14-all-language.zip がダウンロードできる。これをfedoraサーバのapache公開ディレクトリ上に移して、解凍する。私はwindows上でダウンロードしsambaを使ってfedoraサーバへコピーして、コンソールにて解凍を行った。解凍して出来たphpmyadmin-4.4.14というディレクトリの中にindex.phpがあるはずなので、ブラウザにて
http://ipアドレス/phpmyadmin-4.4.14/index.php
へアクセスしてみる。phpMyAdminのログイン画面が表示されたらインストールOK。この画面から、先ほど設定したrootとパスワードを使ってログインできるはずだ。
(追記)
コンソールから解凍した後、出来上がったディレクトリをapacheの公開ディレクトリに配置した際にSELinuxのタイプ設定を忘れると、Forbiddenとなるので気をつける。これは、baikalのインストール時も同じ。
次はいよいよ、Baikalのインストールと設定。
PR