古都で働く、プリングルズ大好き似非システム管理者が、お仕事関係の備忘録を書いたり、日々のあれこれを書いたり。
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Fedora22を23へアップグレード
先日、Fedora23がリリースされた。今日は仕事がお休みだったので、さっそく家庭内サーバのアップグレードを行った。
我が家のFedoraサーバはx32でF22をミニマルインストールしている。なので、今回が初アップグレードとなる。元がミニマルなだけに問題になりそうな点は少ないと思うのだけれど、気になるのはminidlnaを使うためにrpmfusionをレポジトリに入れている事と、rtmpdumpをビルドして使っている事くらいか。まぁ、とりあえずF22をバックアップしてからアップグレード作業をする。
我が家のFedoraサーバはx32でF22をミニマルインストールしている。なので、今回が初アップグレードとなる。元がミニマルなだけに問題になりそうな点は少ないと思うのだけれど、気になるのはminidlnaを使うためにrpmfusionをレポジトリに入れている事と、rtmpdumpをビルドして使っている事くらいか。まぁ、とりあえずF22をバックアップしてからアップグレード作業をする。
F22のシステム領域を df -h して確認すると、およそ3.6GB。なのでまずは、4GBのUSBメモリに / と /boot をdumpしておいた。また念の為、ファイルサーバ領域にしているHDDはアンマウントしておく。
system-upgradeプラグインにロケール問題があるとの事なので(前回のエントリで触れた)、ロケールをja-JP.UTF-8からen-US.UTF-8へ変更する。 /etc/sysconfig/i18n を一生懸命探してしまったけれど、正解は /etc/locale.conf 。いったんログアウトして再度ログインしたら、ロケールが変更されているはず。
次に、rpmfusionのF23用レポジトリを先にインストールしておく。既にrpmfusionを使っているなら、一度はインストールした事があるはずなので分かると思うけれど、rpmfusionからF23のfree、nonfreeそれぞれのrpmパッケージを落としてきてインストールすればよい。
これで準備は整ったので、アップグレードしよう。DNFを使ったアップグレードはここに説明があるので、この通りに進めれば多分、大丈夫。
# sudo dnf upgrade --refresh
# sudo dnf install dnf-plugin-system-upgrade
# sudo dnf system-upgrade download --releasever=23
dnf-plugin-system-upgrade は、これまでのアップデートで既にインストール済。次の、アップグレードパッケージのダウンロードの時に、 --releasever= を24とかrawhide とかにすると、F24とかrawhide にアップグレード出来るらしい。
パッケージのダウンロードに少し時間がかかるので暫し待機。ダウンロードが終わったら"sudo dnf system-upgrade reboot"しろってメッセージが表示されるので
# sudo dnf system-upgrade reboot
してやる。するとリブートされ、起動時にアップグレードが始まる。後は上手くいくように祈るだけ。
手順の説明ページにはアップグレード後にクリーニングしよう、って書いてあるので、そのとおりに実行しておく。
# sudo rpm --rebuilddb
# sudo dnf distro-sync --setopt=deltarpm=0
# sudo dnf install rpmconf
# sudo rpmconf -a
rpmconf -a すると、古い設定のままにしておくか新しい設定を使うかを聞いてくるのだけれど、デフォルトは古いままだそうなので、ここでは全てNにして古い設定のままにしておいた。
# sudo touch ./autorelabel && reboot
ここで再起動し、SELinuxのラベルをやり直し。あー、chconでタイプ変更しているファイル類(てか共有しているファイルはほぼ全部だ)をもう一度やり直さないとダメなのかな、と思ったけれど、特に設定し直す必要はないみたい。
Package Cleanupのところは、やらなくてもいいかなーと思ったのですっ飛ばして。まぁでも最後にいちお、# sudo dnf clean all しておいた。
アップグレード終了後、念の為rtmpdumpでらじる★らじるを録音してみたら、特に問題なく録音出来ていたので大丈夫っぽい。minidlnaも問題なく動いているので大丈夫だろう。その他、httpdやnamed、smbdなども特に問題なく動いているようで、無事にFedora23へアップグレードできたようだ。最後にロケールをja-JPに戻して終了。
system-upgradeプラグインにロケール問題があるとの事なので(前回のエントリで触れた)、ロケールをja-JP.UTF-8からen-US.UTF-8へ変更する。 /etc/sysconfig/i18n を一生懸命探してしまったけれど、正解は /etc/locale.conf 。いったんログアウトして再度ログインしたら、ロケールが変更されているはず。
次に、rpmfusionのF23用レポジトリを先にインストールしておく。既にrpmfusionを使っているなら、一度はインストールした事があるはずなので分かると思うけれど、rpmfusionからF23のfree、nonfreeそれぞれのrpmパッケージを落としてきてインストールすればよい。
これで準備は整ったので、アップグレードしよう。DNFを使ったアップグレードはここに説明があるので、この通りに進めれば多分、大丈夫。
# sudo dnf upgrade --refresh
# sudo dnf install dnf-plugin-system-upgrade
# sudo dnf system-upgrade download --releasever=23
dnf-plugin-system-upgrade は、これまでのアップデートで既にインストール済。次の、アップグレードパッケージのダウンロードの時に、 --releasever= を24とかrawhide とかにすると、F24とかrawhide にアップグレード出来るらしい。
パッケージのダウンロードに少し時間がかかるので暫し待機。ダウンロードが終わったら"sudo dnf system-upgrade reboot"しろってメッセージが表示されるので
# sudo dnf system-upgrade reboot
してやる。するとリブートされ、起動時にアップグレードが始まる。後は上手くいくように祈るだけ。
手順の説明ページにはアップグレード後にクリーニングしよう、って書いてあるので、そのとおりに実行しておく。
# sudo rpm --rebuilddb
# sudo dnf distro-sync --setopt=deltarpm=0
# sudo dnf install rpmconf
# sudo rpmconf -a
rpmconf -a すると、古い設定のままにしておくか新しい設定を使うかを聞いてくるのだけれど、デフォルトは古いままだそうなので、ここでは全てNにして古い設定のままにしておいた。
# sudo touch ./autorelabel && reboot
ここで再起動し、SELinuxのラベルをやり直し。あー、chconでタイプ変更しているファイル類(てか共有しているファイルはほぼ全部だ)をもう一度やり直さないとダメなのかな、と思ったけれど、特に設定し直す必要はないみたい。
Package Cleanupのところは、やらなくてもいいかなーと思ったのですっ飛ばして。まぁでも最後にいちお、# sudo dnf clean all しておいた。
アップグレード終了後、念の為rtmpdumpでらじる★らじるを録音してみたら、特に問題なく録音出来ていたので大丈夫っぽい。minidlnaも問題なく動いているので大丈夫だろう。その他、httpdやnamed、smbdなども特に問題なく動いているようで、無事にFedora23へアップグレードできたようだ。最後にロケールをja-JPに戻して終了。
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