古都で働く、プリングルズ大好き似非システム管理者が、お仕事関係の備忘録を書いたり、日々のあれこれを書いたり。
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グラフィックボードの交換を検討する。(3)(交換済)
前回、交換前と交換後のベンチマークを簡単に取って載せておいた。Windows7環境では、nVIDIAの最新ドライバをインストールしていた事もあり、交換だけで特に問題なく動作したが、デスクトップ機に導入しているFedora20では問題があった。
自宅のデスクトップ機には、動作検証などのためにWin7、Win8.1、そしてFedora20をインストールしている。冒頭にも書いたように、Windows環境ではnVIDIAのドライバをインストールしているので交換のみですぐ使う事ができたが、Fedora20では残念ながらGUI環境が起動できなかった(Ctrl+Alt+F3を押してランレベルを変更すれば、システムが起動しているのは確認できたが)。
Fedora20では、nVIDIAのグラフィックカードのドライバとしてnouveauを使っている(→nouveau)。現在使用しているFedora20では、nouveauのバージョンは1.0.9-2となっている。nouveauのプロジェクトサイトを見ると、最新の1.0.11ではGTX750Tiのアーキテクチャであるmaxwellをサポートしているが、1.09ではまだサポートされていない。なので、Fedora20でGTX750Tiを使うには、現状ではnVIDIAのドライバをインストールするのが一番だろう。もしくは、Rawhideに上がっている1.0.11のrpmパッケージを使ってみるか、だ。
ネット上には、nouveauドライバを削除してnVIDIAのドライバをインストールする方法が多く紹介されているので、それらを参考にするとそんなに難しい事でもないと思う。今回はそこまで作業を進めないが、近いうちに作業を行うので、その際にはまた備忘録としてエントリーを書こうと思う。
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