古都で働く、プリングルズ大好き似非システム管理者が、お仕事関係の備忘録を書いたり、日々のあれこれを書いたり。
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4K 60Pに対応する
なぜか急に、4K動画に対応しなさいという業務命令が発令された。とは言っても、うちは映像を専門にする会社ではないので、あくまで一般的なパーツを使ってという事だ。そこで、今回は4Kに対応する環境をちょっと考えてみたい。
まず、「4K動画」について簡単におさらいしよう。
4k解像度 - wikipedia
はい、終わり・・・ではちょっと他人任せすぎるのでざっとまとめると、PC環境で4Kと言われるのは画面の縦横が3840x2160ピクセルに対応する場合。その他、映画用の映像フォーマットとして横幅4096ピクセルのフォーマットがあり、Youtubeだと4096x2304ピクセルに対応している。全て、wikipediaからの受け売りだけど。
動画という点では、フレームレートも重要だ。普段目にする事が多いテレビでは、Full HDであればフレームレート60pに対応している事が多い。しかし、NTSC(日米のアナログTV)のフレームレートが29.97pであったり、また映画の場合は24pであったりした事から、PC上での動画には29.97pや24pが使われている事がまだまだ多いと思う。
撮影のためのビデオカメラはどうだろうか。手軽に4K動画が撮影できるGoProでは、HERO4 Silver Editionで4k 15p、その上位にあたるBlack Editionで4k 30p撮影が可能。ハンディカムで4Kに対応したSONY FDR-AX100でも、4k 30pだ。デジ一で4kに対応するPanasonic LUMIX GH4の場合もやはり、4k 30pとなっている。
では、PC側の対応はどうだろうか。まず大事なのは、4Kが表示できるモニタが必要だという事。そして、4Kが出力できるグラフィックボードである事だ。PCそのもののスペックも必要だが、表示できなければ意味はない・・・
ざっと調べてみて、4K対応のモニタは、TNパネルの物が安価で出ている事が分かった。だいたいどの製品も28インチLEDバックライトで、価格は6万円後半から7万円台程度だ。その他、Dellから24インチと少し小さめのモニタが出ており、IPSパネルを使っていてデスクトップ使用にもちょうど良さそう。しかし値段は13万弱とTNパネルの製品に比べると高くなる(IPSだし当たり前か)。そしてそれ以上、30インチを超えてくると今度は、デスクトップでの使用は厳しいかな、という気がする。
一口に4k対応と言っても、その出力方式がグラフィックボード・モニタによって異なっているので、単純に4k対応のモニタとグラボを購入すればすぐに4k環境が実現する、という訳でもないらしい。
あくまで4k 60p対応の話だけれど、
4kモニター対応グラフィックスボード 4k READY - ELSA JAPAN
私も自宅で愛用するELSAが、その辺りをわかりやすく説明してくれているので、参照してもらうとよいだろう。上記ページによると、DisplayPortを(内部的に)2本使う・DisplayPort1本を使う・HDMI 2.0またはHDMI1.4で4k 60pに対応した一部のグラボで接続する、といった方式があるらしい(4k 60pに対応するには)。
4k 30pであっても、HDMI1.4やDisplayPort1.2は最低限必要になるはずだ。また、デュアルDVIという、DVI出力を2本まとめて使用する方式もある。
ちなみに、液晶モニタのリフレッシュレートは基本的に60Hz(60p)前後なので、フレームレートの事はあまり気にしなくてもいいみたい。応答速度の違いは、動画再生時のもっさり感やぼんやり感に現れてくるかもしれないけれど。
グラフィックスボード(グラフィックボード、ではなくグラフィック"ス"ボードなんだね)側は、つまるところHDMI1.4かDisplayPort1.2に対応していれば、最低限4k 30pでは出力できるという事になる。HDMI1.4もDisplayPort1.2も、共に2009年に発表された規格であり、グラボ側の対応としてはRADEONがCaymanコアのHD69x0、GeForceならFermiコアのGTX580以降であれば対応していると思う(グラボごとの対応は要確認)。
以上で4k動画に対応できる環境はだいたい理解できた。4k 30pであれば2011年以降のグラボとTNパネルのモニタで、10万円以内で対応できるようになる、という事だろう。ただし、出力方式の組み合わせによっては対応できない場合があるので、それは事前に確認しておく必要がある。DisplayPort1.2を利用する場合は、ほぼ間違いなく接続ができるはずだ。
通常、PC上で再生するような動画はだいたい30p(29.97p)だし、撮影するカメラも4k 30pなので、現段階で4k 60pまで対応させる必要はないように思える。しかし、グラボさえ準備しておけば将来の4k 60p化には対応できるので、最新のグラボを購入して環境だけでも4k 60pに対応しておいて損はないかもしれない。
4k解像度 - wikipedia
はい、終わり・・・ではちょっと他人任せすぎるのでざっとまとめると、PC環境で4Kと言われるのは画面の縦横が3840x2160ピクセルに対応する場合。その他、映画用の映像フォーマットとして横幅4096ピクセルのフォーマットがあり、Youtubeだと4096x2304ピクセルに対応している。全て、wikipediaからの受け売りだけど。
動画という点では、フレームレートも重要だ。普段目にする事が多いテレビでは、Full HDであればフレームレート60pに対応している事が多い。しかし、NTSC(日米のアナログTV)のフレームレートが29.97pであったり、また映画の場合は24pであったりした事から、PC上での動画には29.97pや24pが使われている事がまだまだ多いと思う。
撮影のためのビデオカメラはどうだろうか。手軽に4K動画が撮影できるGoProでは、HERO4 Silver Editionで4k 15p、その上位にあたるBlack Editionで4k 30p撮影が可能。ハンディカムで4Kに対応したSONY FDR-AX100でも、4k 30pだ。デジ一で4kに対応するPanasonic LUMIX GH4の場合もやはり、4k 30pとなっている。
では、PC側の対応はどうだろうか。まず大事なのは、4Kが表示できるモニタが必要だという事。そして、4Kが出力できるグラフィックボードである事だ。PCそのもののスペックも必要だが、表示できなければ意味はない・・・
ざっと調べてみて、4K対応のモニタは、TNパネルの物が安価で出ている事が分かった。だいたいどの製品も28インチLEDバックライトで、価格は6万円後半から7万円台程度だ。その他、Dellから24インチと少し小さめのモニタが出ており、IPSパネルを使っていてデスクトップ使用にもちょうど良さそう。しかし値段は13万弱とTNパネルの製品に比べると高くなる(IPSだし当たり前か)。そしてそれ以上、30インチを超えてくると今度は、デスクトップでの使用は厳しいかな、という気がする。
一口に4k対応と言っても、その出力方式がグラフィックボード・モニタによって異なっているので、単純に4k対応のモニタとグラボを購入すればすぐに4k環境が実現する、という訳でもないらしい。
あくまで4k 60p対応の話だけれど、
4kモニター対応グラフィックスボード 4k READY - ELSA JAPAN
私も自宅で愛用するELSAが、その辺りをわかりやすく説明してくれているので、参照してもらうとよいだろう。上記ページによると、DisplayPortを(内部的に)2本使う・DisplayPort1本を使う・HDMI 2.0またはHDMI1.4で4k 60pに対応した一部のグラボで接続する、といった方式があるらしい(4k 60pに対応するには)。
4k 30pであっても、HDMI1.4やDisplayPort1.2は最低限必要になるはずだ。また、デュアルDVIという、DVI出力を2本まとめて使用する方式もある。
ちなみに、液晶モニタのリフレッシュレートは基本的に60Hz(60p)前後なので、フレームレートの事はあまり気にしなくてもいいみたい。応答速度の違いは、動画再生時のもっさり感やぼんやり感に現れてくるかもしれないけれど。
グラフィックスボード(グラフィックボード、ではなくグラフィック"ス"ボードなんだね)側は、つまるところHDMI1.4かDisplayPort1.2に対応していれば、最低限4k 30pでは出力できるという事になる。HDMI1.4もDisplayPort1.2も、共に2009年に発表された規格であり、グラボ側の対応としてはRADEONがCaymanコアのHD69x0、GeForceならFermiコアのGTX580以降であれば対応していると思う(グラボごとの対応は要確認)。
以上で4k動画に対応できる環境はだいたい理解できた。4k 30pであれば2011年以降のグラボとTNパネルのモニタで、10万円以内で対応できるようになる、という事だろう。ただし、出力方式の組み合わせによっては対応できない場合があるので、それは事前に確認しておく必要がある。DisplayPort1.2を利用する場合は、ほぼ間違いなく接続ができるはずだ。
通常、PC上で再生するような動画はだいたい30p(29.97p)だし、撮影するカメラも4k 30pなので、現段階で4k 60pまで対応させる必要はないように思える。しかし、グラボさえ準備しておけば将来の4k 60p化には対応できるので、最新のグラボを購入して環境だけでも4k 60pに対応しておいて損はないかもしれない。
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