古都で働く、プリングルズ大好き似非システム管理者が、お仕事関係の備忘録を書いたり、日々のあれこれを書いたり。
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GTX750Tiのグラフィックスボードを試してみる(2)
今回入手した玄人志向のGF-GTX750Ti-E2GHD/OCを、まずはざっと眺めてみた。次は実際にPCへ取り付けてベンチマークを取っていく。
今回の検証も、自宅のPCを使って行った。以前のグラフィックスボード交換の時と少し環境が変わっているので、その辺りで微妙な差が出ているかもしれない。
ではさっそく、結果のキャプチャを見ていこう。
・3DMark - GF-GTX750Ti-E2GHD/OC
・3DMark 06 - GF-GTX750Ti-E2GHD/OC
・FF XIV BENCHMARK キャラクター編 - GF-GTX750Ti-E2GHD/OC
・SPECViewperf11 - GF-GTX750Ti-E2GHD/OC
ちなみに、以前のベンチマークの結果はこちら。
GTX750Ti同士で比較すると
以上のような結果になった。
ざっと見て、FFベンチだけが大きく結果が違っているが、どうやらベンチマークのモードが違っていたよう。前回は1600x1200最高品質フルスクリーンモードでベンチを取ったが、今回は1280x720最高品質ウィンドウモードでベンチを取ってしまっていた。それで大きな差になってしまったようだ。ベンチを取りなおすべきかもだが、今回はこのままにしておく(あとでELSA側で条件を合わせて取りなおすかも)。
その他はほとんどの項目において数%の上昇が見られるが、3DMark ICE STORMやSPECViewperf catia-03では数値が下がっている。最大5%程度の違いをどう見るかだが、正直な感想としては、これくらいの差であれば拡張電源も要らない、サイズも小さいELSAの方に軍配を上げたいところだ。
しかし最初に述べたとおり、今回玄人志向のグラボを購入した目的はDisplayPort1.2を使う事であり、同じような価格帯でありながらDisplayPort1.2が使えるようになるのは1つの大きなアドバンテージだと思う。
実際に取り付けて稼働させてみた印象だが、やはりファン音がやや大きく感じた。それでもうちのPCはCPUファンが爆音なので、それに打ち消されている気はする。更に言えば、ベンチ後ELSAのボードへ交換した時に「意外と変わってないかな?」と感じたりもしたので、実はそんなにうるさい物でもなかったのかもしれない。この辺りも、ホントは数値化して確認できるといいのだが。
もう1点、うちではFedora20もインストールしているので、ボード交換後にFedora20でも起動させてみたが、nVIDIAの公式ドライバをインストールしているのに起動しなかった。キーボードすら反応しなかったが、電源ボタンを押すと終了シーケンスは表示されたので、グラフィックス周りの問題で途中で停止してしまうようだ。grubで、nomodesetを指示すると普通に起動するので、これはドライバインストール後にボードを換えたからなのかボード固有の問題なのか分からないが、とりあえずnomodesetをつけて起動させれば普通に使える。
nomedesetはあくまで、カーネル側で画面の解像度などを扱えるようにするかどうかなので、nVIDIAのドライバが入っている以上、ユーザー側で解像度などが扱えればいいのだと思う。
M/B MSI MS-7522 (X58 Platinum SLI だったみたい)検証に使用したのは、前回と同じく3DMark、3DMark06、FFベンチのXIV キャラクター編、SPECViewperf v11。
CPU i7 950 3.07GHz
メモリ Kingstone DDR3 2GBx3
C:ドライブ ST2000DM001 ※変更
G/B nVIDIA GeForce GTX 750 Ti ※変更
OS Windows8.1 Professional ※変更
ではさっそく、結果のキャプチャを見ていこう。
・3DMark - GF-GTX750Ti-E2GHD/OC
・3DMark 06 - GF-GTX750Ti-E2GHD/OC
・FF XIV BENCHMARK キャラクター編 - GF-GTX750Ti-E2GHD/OC
・SPECViewperf11 - GF-GTX750Ti-E2GHD/OC
ちなみに、以前のベンチマークの結果はこちら。
GTX750Ti同士で比較すると
ELSA GTX 750 Ti 2GB S.A.C | 玄人志向 GF-GTX750Ti-E2GHD/OC | 比較 | |
3DMARK FIRE STRIKE | 3991 | 4168 | 104.4% |
3DMARK SKY DIVER | 12212 | 12495 | 102.3% |
3DMARK CLOUD GATE | 15344 | 15697 | 102.3% |
3DMARK ICE STORM | 110620 | 106525 | 96.3% |
3DMARK06 | 20157 | 21207 | 105.2% |
FF ベンチ | 6897 | 11143 | 161.6% |
SPECViewperf catia-03 | 12.44 | 12.02 | 96.6% |
SPECViewperf ensight-04 | 34.57 | 35.17 | 101.7% |
SPECViewperf lightwave-01 | 13.67 | 13.73 | 100.4% |
SPECViewperf maya-03 | 11.26 | 11.43 | 101.5% |
SPECViewperf proe-05 | 1.49 | 1.50 | 100.7% |
SPECViewperf sw-02 | 9.24 | 9.64 | 104.3% |
SPECViewperf tcvis-02 | 1.46 | 1.50 | 102.7% |
SPECViewperf snx-01 | 4.61 | 4.69 | 101.7% |
以上のような結果になった。
ざっと見て、FFベンチだけが大きく結果が違っているが、どうやらベンチマークのモードが違っていたよう。前回は1600x1200最高品質フルスクリーンモードでベンチを取ったが、今回は1280x720最高品質ウィンドウモードでベンチを取ってしまっていた。それで大きな差になってしまったようだ。ベンチを取りなおすべきかもだが、今回はこのままにしておく(あとでELSA側で条件を合わせて取りなおすかも)。
その他はほとんどの項目において数%の上昇が見られるが、3DMark ICE STORMやSPECViewperf catia-03では数値が下がっている。最大5%程度の違いをどう見るかだが、正直な感想としては、これくらいの差であれば拡張電源も要らない、サイズも小さいELSAの方に軍配を上げたいところだ。
しかし最初に述べたとおり、今回玄人志向のグラボを購入した目的はDisplayPort1.2を使う事であり、同じような価格帯でありながらDisplayPort1.2が使えるようになるのは1つの大きなアドバンテージだと思う。
実際に取り付けて稼働させてみた印象だが、やはりファン音がやや大きく感じた。それでもうちのPCはCPUファンが爆音なので、それに打ち消されている気はする。更に言えば、ベンチ後ELSAのボードへ交換した時に「意外と変わってないかな?」と感じたりもしたので、実はそんなにうるさい物でもなかったのかもしれない。この辺りも、ホントは数値化して確認できるといいのだが。
もう1点、うちではFedora20もインストールしているので、ボード交換後にFedora20でも起動させてみたが、nVIDIAの公式ドライバをインストールしているのに起動しなかった。キーボードすら反応しなかったが、電源ボタンを押すと終了シーケンスは表示されたので、グラフィックス周りの問題で途中で停止してしまうようだ。grubで、nomodesetを指示すると普通に起動するので、これはドライバインストール後にボードを換えたからなのかボード固有の問題なのか分からないが、とりあえずnomodesetをつけて起動させれば普通に使える。
nomedesetはあくまで、カーネル側で画面の解像度などを扱えるようにするかどうかなので、nVIDIAのドライバが入っている以上、ユーザー側で解像度などが扱えればいいのだと思う。
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