古都で働く、プリングルズ大好き似非システム管理者が、お仕事関係の備忘録を書いたり、日々のあれこれを書いたり。
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logoGuilloを導入して半自動CMカット->mp4エンコード(2)
logoGuilloを使ってCMカットを楽にするお話。最初はこちらから。
3.作成したロゴデータを使って、logoGuilloでCMカットのためのパラメータファイルを生成
ダウンロードしたlogoGuilloを新 しいフォルダに解凍し、それを適当な場所へ置いておく(うちの場合、logoGuilloというフォルダを作り、インストール不要なものは全て C:\applications\へ置いているので、そこへ配置)。更に、MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-Inとavs2pipemodも解凍し、出来たファイルをそれぞれlogoGuilloの本体があるフォルダへ配置しておく。JREのインス トールも済ませておき、logoGuilloフォルダにあるlggf_v107.jaf(15.10.22現在)を起動させよう。すると logoGuilloのGUIフロントエンドが起動し各種設定が出来るはずだ。
3.作成したロゴデータを使って、logoGuilloでCMカットのためのパラメータファイルを生成
ダウンロードしたlogoGuilloを新 しいフォルダに解凍し、それを適当な場所へ置いておく(うちの場合、logoGuilloというフォルダを作り、インストール不要なものは全て C:\applications\へ置いているので、そこへ配置)。更に、MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-Inとavs2pipemodも解凍し、出来たファイルをそれぞれlogoGuilloの本体があるフォルダへ配置しておく。JREのインス トールも済ませておき、logoGuilloフォルダにあるlggf_v107.jaf(15.10.22現在)を起動させよう。すると logoGuilloのGUIフロントエンドが起動し各種設定が出来るはずだ。
まず動作設定を「検出パラメータ調整モード」にし、下の Avisynthの設定でavs2yuv.exe/avs2pipe.exe/avs2pipemod.exeの場所に、先ほどダウンロードして配置した avs2pipemod.exeを指定する。同様に、その下のm2v.vfp/DGDecode.dll/ffms2.dllの場所に、MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-Inのm2v.vfpを指定(これきっと、Aviutlの拡張と共用でいいのだと思うけど、うっかり削除した時に分からなくなるので別々に用意 しておく)。
入力の設定で上から、2.でサンプルを取るために使った動画ファイル、そこで生成したロゴデータ、そして参考フレームリストにはフレーム番号を列記したテキストデータを指定。ここまで出来たら、一番下の「実行」ボタンを押すとパラメータの生成が始まる。
4.ロゴデータ、パラメータファイルを使ってlogoGuillo実際にCMカット(のマークフレーム情報生成)処理
パ ラメータの生成が終わったら、今度はGUIフロントエンドのモードを「CMカットモード」にする。すると検出時にはグレーアウトされていた各項目が設定で きるようになるが、基本的にはデフォルトのままで良さそう。新たに、出力の設定のところでフレームリストの保存先が指定できるようになっているはずなの で、動画と同じ場所に同じ名前+.txtという形で指定しておく。出力形式は、.keyframe形式を指定。「実行」を押すと、CM部分をフレームリス トに書き出す処理が行われる。処理が終われば、動画ファイルと同じ場所に、動画ファイルの名前.txtという名前でフレームリストが保存されているはず だ。正常に生成されていたら、「現在の設定を書き出し」ボタンを押して設定を書き出しておこう。このプロファイルデータを元に、後でバッチファイルを書い ていく事ができる。
5.Aviutlで編集する動画とマークフレーム情報を読み込み、CMカット->エンコード
logoGuillo を解凍した中の「bin_options\loGuilloAUP_v001」にAviutl向けの拡張が同梱されているので、その中の logoGuilloAUP.aufをAviutlフォルダ内へコピーしておく。拡張が有効になっていれば、Aviutlを起動して「メニュー→表示 →logoGuillo連携を有効にするの表示」にチェックが入っているか、または入れられるようになっているはずなので、チェックを入れておく。
4. の手順でフレームリストを「動画ファイルの名前.txt」の形で保存していれば(例えばvideo.tsというファイルで作業したなら video.ts.txt)、動画ファイルをAviutlで開けば同時にフレームリストも読み込まれ、マークフレームとして指定される。「メニュー→編集 →基本機能→次のマークフレームに移動」でそれぞれのマークフレームに移動できるので、マークフレームに移動したあと前後を微調整してCM部分を選択し カットしていく。
いちいちメニューから移動を選ぶのは面倒なので、マークフレームへの移動をショートカットキーに登録しておくとよいだろう。うち の場合はCtrl+Alt+Mを次のマークフレーム、Shift+Ctrl+Alt+Mを前のマークフレームに割り当て、更にCtrl+Mをマークフレー ムとしてマークに割り当てている。前後フレームの移動も矢印キーとCtrl、Altの組み合わせでショートカットにしているので、CMカット中はほぼキー ボード上の操作だけで済ます事ができる。
CMカットが終わったら、最後にmp4へ書き出す。ここも、x264出力をショートカットに割り当ててお き、更にファイル→環境設定→システムの設定でデフォルトの出力ファイル名に「%f」を指定しておくと、元の動画名がデフォルトで指定されるので便利。同 じシリーズを1クール分まとめて編集する時などは、先に保存先のフォルダを作っておいて、そのフォルダ\%fという風に指定しておけば、保存操作をするだ けで保存先に名前が付いた状態で保存できるようになる。当然、ここでバッチ登録しておいて後で一括エンコードする事も可能だ。
以上で、logoGuilloを使って半自動CMカットが出来る環境が整った。無事作業が出来たら、次はバッチファイルを作ってD&Dで一括処理できるようにしたい。この話はまた後日・・・
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